さいきんは「SDGs」の影響から太陽発電や風力発電などをはじめとする再生可能エネルギーに注目が集まっていますね♪
投資家の方々も環境問題に対して真剣に取り組んでいる企業に投資するのが世のスタンダートなっていることから、おのずと「再生可能エネルギー関連銘柄」に集まる資金の量は増えているのは間違いないでしょう。
しかし、「再生可能エネルギー関連銘柄」と言ってもかなりの数あるので、今回は再生可能エネルギーの中でも日本の地理に合っていると考えられている「地熱発電関連株」について調べてみました♪
地熱発電と言えば、少し前に話題となった河野太郎行革相による国立公園をはじめとする自然公園に導入を進めていると言ったニュースで記憶に新しい人も多いのではないでしょうか?
河野太郎さんは惜しくも2021年自民党総裁選で落選してしまいましたが、まだまだ国民の人気も注目も集めています。
そのため「地熱発電関連株」もこれまで以上に注目される可能性があるのではないでしょうか♪
- 地熱発電関連株について
- 知っておくべき地熱発電関連株
- このはが注目する地熱発電関連株
目次
地熱発電関連株ってなに?
地熱発電関連株を簡単に説明すると、再生可能なエネルギーである「地熱発電」に関する事業を行っている企業の銘柄のことです♪
地熱発電は、地中の熱を使ってタービンを回し発電を行う方法で電子力発電のように爆発する危険もありませんし、火力発電のように二酸化炭素を輩出し、環境に悪影響を及ぼすこともありません。
日本の地表は地熱発電にむいている
また、地熱を使って発電するのに温度の高いマグマ溜まり近くまで何十メートルと掘ってエネルギーを取る必要がありますが、日本のように世界有数の火山地帯では浅いところにマグマ溜まりがあることから他の国よりも簡単に掘り出せるため「地熱発電にむいている」と言っても過言ではないでしょう。
そして何よりも地熱発電は、昼夜問わず一日中発電でき、天候にも左右されることがないことから常に安定したエネルギーを作り出すことができます♪
地熱発電のデメリットは経済面
これだけメリットの多い地熱発電ですが、デメリットもあります。
デメリットそれは「お金」です。
地熱発電のデメリットはスバリ、初期投資にかなりお金がかかることです。
資源の有無に対する調査からプラントの開発に膨大な資金が必要なことから、地熱発電に適していると言われている日本で建設が進められないのはこれが理由かと考えられます。
しかし、「SDGs」の国策一貫して再生可能エネルギーを進められると一気に注目が集まりそうですね♪
地熱発電関連株から気になる銘柄をピックアップ
地熱発電関連株の中からいくつかの企業をピックアップしました♪
【6504】富士電機
富士電機は重電の大手です。自販機、パワエレ機器、パワー半導体にも力を注いでいます。火力発電システムは海外メインですが、地熱発電にも着手しているようですね。
【7011】三菱重工業
三菱重工業は総合重機最大手。航空・宇宙・造船・防衛産業に注力を注いでいます。すでに様々な事業を手がけていますが、地熱発電にも力を入れているみたいですね!
【6502】東芝
東芝は総合電機大手です。米原発事業巨額損失を出し撤退しています。現在はインフラを軸に再建へ向かって進んでいるようです。その一貫として地熱発電にも着手しているのかもしれないですね。
このはが注目する地熱発電関連株
それでは私が注目している「地熱発電関連株」をご紹介しますね♪個人的な主観で選んでいるので期待はしないでくださいね笑
【9513】J-POWER
私が地熱発電関連株の中で注目しているのは「J-POWER」です♪
J-POWERは三菱マテリアル、三菱ガス化学と強力して「湯沢地熱(株)」を設立。
2019年5月には山葵沢地熱発電所の運転をスタートさせている企業です。
山葵沢地熱発電所は、出力46,199kWで国内4番目の規模の大きさで、国内で1万kW以上の大規模地熱発電所の稼働は23年ぶりだそうです♪
これだけの内容でもJ-POWERに期待してしまいませんか?♪
年間の発電量は、一般家庭9万世帯分の消費電力に相当し、国内でも有数の発電所♪
今後の動きにも期待ですね!
地熱発電関連株 まとめ
地熱発電は日本地質に合った自然エネルギーを利用する再生可能エネルギーでメリットも多いのですが、デメリットとして初期費用が高いという問題を抱えています。
地熱発電をもっとスピーディーに普及させていくには国策として推進していく必要があります。
世界中で脱炭素が叫ばれているのですから、日本も地熱発電にもっと力を入れていけると面白いテーマになるんじゃないかなと思います♪
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